ストーリー
今日も食卓に、明るい声が響く。ここは道南・せたな町。
海が見える牧場で酪農を営む亘理(わたる)は、妻のこと絵、一人娘の潮莉(しおり)とのしあわせな家族3人暮らし。
自然に寄り添った食を追求する仲間たちに囲まれ、厳しくも美しい大地で楽しい日々を送っている。
亘理の夢は、自分の牧場の牛乳で、この地でしか食べられないチーズを作ること。
でも師匠のチーズ職人・大谷にはまだ追いつけず、落ち込んだり奮起したりの繰り返しだ。
ある時、札幌から訪れた有名シェフ・朝田に自分たちの食材を激賞され、亘理は一つのアイデアを思いつく。
それは、せたなの おいしいもの を広く届けるため、一日限定のレストランを開くことだった。
だが、納得ゆくチーズが完成せず思い悩んでいたある日、突然大谷が倒れ…。
- <キャスト>
- 大泉 洋 本上まなみ 岡田将生
マキタスポーツ 高橋 努 石崎ひゅーい 眞島秀和
安藤玉恵 庄野 凛 鈴井貴之(友情出演)
風吹ジュン 小日向文世 - <スタッフ>
- 監督・脚本:深川栄洋 脚本:土城温美 音楽:平井真美子
主題歌:「君がいるなら」スカート(PONY CANYON) 挿入歌:「Bradford」世武裕子(PONY CANYON)/「花束にかえて」スカート(PONY CANYON)
製作:『そらのレストラン』製作委員会 企画:クリエイティブオフィスキュー 製作プロダクション:アットムービー 配給:東京テアトル
2018年/日本/126分/5.1ch/シネマスコープ/カラー/デジタル ©2018『そらのレストラン』製作委員会
COMMENT
大泉 洋 ◆ コメント
映画『そらのレストラン』の最後で、美しい北海道の景色と、清々しい物語のラストにのせてこの主題歌がかかった時に、本当に幸せな気持ちになりました。
ワクワクするようなイントロから、スカート・澤部さんの優しい声が聴こえてきたとき、初めて聴くのに何故か懐かしい気持ちになる不思議な曲でした。
この映画と一緒にたくさんの方に聴いてもらいたいです。
スカート・澤部 渡 ◆ コメント
エンディング「君がいるなら」の打ち合わせ時のメモに「映画は終わるが物語は続く」「これからの暮らしを 描く」と書いてありました。それもあってかいつものスカートの音楽よりもグッと明るくなったと思います。
その背中を押してくれた本作に感謝しています。挿入歌「花束にかえて」はその反対、今までのスカートがやってきたことを一番いい形で出せたと思っています。映画では映画サイズが使われていますが、とにかく自信作です。
『そらのレストラン』に書き下ろした 2 曲はスカートにとって大事な曲になりました。